証言記録・東日本大震災 DVD-BOX1(DVD) |
第1回 岩手県陸前高田市 ~消防団の見た巨大津波~ 28人の団員のうち、28人の死者・行方不明者を出した、岩手県陸前高田市の消防団、高田分団。地震発生後、水門を閉めようと海岸の防潮堤に向かったり、交差点での道路閉鎖と避難誘導を始めたりしたが、 予想もしなかった巨大津波の前になすすべもなかった。 | 第2回 宮城県女川町 ~静かな港を襲った津波~ 震災前、1万人の人々が暮らしていた宮城県女川町は、リアス海岸がつくる深くて静かな良港を持ち、沖合に優れた漁場を有する水産の町。東日本大震災では、これまで恵みをもたらしてくれた静かな海が 姿を変えて町を襲い、死者・行方不明者の数は800人以上、およそ12人に1人が犠牲となった。 |
第3回 福島県南相馬市 ~原発危機 翻弄された住民~ 巨大津波と原発事故、ふたつの大災害に直面した福島県南相馬市。福島県のまとめによると、南相馬市での死者・行方不明者は600人をこえる。からくも津波から逃れた住民たちをさらに追い詰めていったのが、 東京電力福島第一原子力発電所で相次いで発生した原発事故だった。 | 第4回 岩手県大槌町 ~津波と火災におそわれた町~ 岩手県大槌町は巨大津波の直後から猛火にもおそわれ、多くの犠牲を生んだ。大槌町の死者・行方不明者は千二百人をこえている。そのおよそ半数を檀家にもつ江岸寺は、町の津波避難所に指定されていた。 震災当日、津波は山すその寺にまで達し、避難してきていた人々をのみこみ、本堂や庫裏を破壊した。 |
第5回 宮城県石巻市 ~北上川を遡った大津波~ 岩手県を源流に石巻市内を流れ、追波湾へと注ぎ込む北上川。かつては河口から十数キロに渡り、かやぶきに使われるヨシ原が広がり、シジミやカキの養殖でも有名だった。あの日、津波は、大きく蛇行する 北上川に、数回に渡って押し寄せ、河川沿いのほとんどの集落を飲み込んでいった。 | 第6回 福島県大熊町 ~1万1千人が消えた町~ 東京電力福島第一原子力発電所が立地する、福島県大熊町。長年にわたって”安全神話”が信じられ、住民の二世帯に一人は原発関係で働く原発城下町だった。その原発が巨大地震と津波に襲われ、 制御不能に陥った原発は炉心溶融し、水素爆発を起こした。 |
●DVD6枚組 ●258分/16:9/ステレオ・ドルビーデジタル/片面1層/カラー
【発行・販売元】NHKエンタープライズ (C)2013 NHK |
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